小説紹介

キザメが読了した小説を紹介しています。

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【悪意の連鎖】死刑囚が短歌に込めた真意とは?「出版禁止 死刑囚の歌」

今回は、長江俊和さんの「出版禁止 死刑囚の歌」を紹介していきます。ルポ形式で展開され、非常に物語に入り込んでしまうこの出版禁止シリーズ。第2弾となる本作も、見事に引き込まれてしまいました。とある姉弟を殺害し死刑判決が下された男の背景と動機を追ったルポと死刑執行後に起きたとある一家が殺害された事件。このふたつを結ぶものとは…?死刑囚が獄中で残した和歌を紐解いたとき、見えてくる真実は現実と180度違ったものになる…!
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【ドラマ化】そう遠くない未来、AIに裁かれる日が来る…「有罪と、AIは告げた」

今回は、中山七里さんの「有罪と、AIは告げた」を紹介していきます。近年、目覚ましい発展により、最早人類の営みにおいてなくてはならないないものとなってきたAI。そのAIが裁判にも進出してきたら…?近い将来きっと来る未来を先取りした物語。ぜひ、自分事として読んでほしいです。
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その傷は誰にも理解できないあなただけのもの…「グリフィスの傷」

今回は、千早茜さんの「グリフィスの傷」を紹介していきます。「傷」にまつわる10の短編からなる作品集です。肉体的なものにせよ、精神的なものにせよ、大きさも深さも千差万別。昇華できる傷もあれば、いつまでも疼き続ける傷もある。だからこそ、人を理解することは難しい。そんな事を考えてしまう作品たちでした。
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【もしも〇〇だったら】AとB 2つのルートが導く衝撃の結末とは…「ifの悲劇」

今回は、浦賀和宏さんの「ifの悲劇」を紹介していきます。この作品は、プロローグ移行A.男性を轢き殺してしまった場合、B.間一髪、男性を轢かずに済んだ場合の2つの場合に物語が分岐して描かれていきます。パラレルな世界を楽しめるのですが、結末は想像の斜め上を行きます。これはぜひ味わってほしい。
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【幸福の循環】人と人との繋がりの連鎖がもたらす温かな日常の物語「木曜日にはココアを」

今回は、青山美智子さんの「木曜日にはココアを」を紹介していきます。12篇の短編からなる物語で、人と人との繋がりの尊さとそれが巡り巡ってどこかの誰かを救っているという幸福の循環を感じられる作品です。温かな気持ちになれる作品だと思いますのでぜひ読んでいただきたいです。