バラバラな11の間取り!これらを繋ぐのは昔に起こった一つの出来事だった⁉『変な家2』作品紹介

小説紹介

はい、こんにちは。キザメです。

今回は、

雨穴さんの「変な家2

を紹介していきます。

 

変な家」「変な絵」と読んできまして、

もう雨穴ワールドにハマってしまいまして、

YouTubeの動画も見まくっております。

 

今回紹介する「変な家2」の一つ目の家について動画が出ており、

「え~?どういうこと~?気になる~(;´Д`)」

まんまとこうなってしまい、

書籍を購入しました。

今作も面白かったですね。

 

それでは始めていきましょう。

あらすじ

あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか?
前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが
不可解な間取りの謎に挑む。
1「行先のない廊下」
2「闇をはぐくむ家」
3「林の中の水車小屋」
4「ネズミ捕りの家」
5「そこにあった事故物件」
6「再生の館」
7「おじさんの家」
8「部屋をつなぐ糸電話」
9「殺人現場へ向かう足音」
10「逃げられないアパート」
11「一度だけ現れた部屋」
後編「栗原の推理」
すべての謎が一つにつながったとき、きっとあなたは戦慄する!

Amazon商品ページより引用

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見どころ

YouTubeで1つ目の家の話を観てから、

ずっと気になっていたのですが、

思っていた以上に壮大で歴史のある話でした。

 

本書は、

11の変な家にまつわる話が展開された後に、

栗原さんによる解決パートが披露される形式で進んでいきます。

 

今回出てくる変な家は、

①行先のない廊下↓

②闇をはぐくむ家↓

③林の中の水車小屋↓

④ネズミ捕りの家↓

⑤そこにあった事故物件↓

⑥再生の館↓

⑦おじさんの家↓

*本文中では間取りの提示はありません。後に栗原さんによって書き起こされたものです。

⑧部屋をつなぐ糸電話↓

⑨殺人現場へ向かう足音↓

⑩逃げられないアパート↓

⑪一度だけ現れた部屋↓

こんな感じになっています。

 

タイトルと間取りを見る限り、特に繋がりは感じないかなと思います。

 

各家のエピソードを読んでみても、

多少の共通項が出てきたりはするものの、

年代も地域も違っていて、

それぞれがどう繋がってくるのかのイメージがまったく持てませんでした。

 

ただ、正直なところ、

それぞれのエピソードがいい感じに不気味な雰囲気を纏っていて

どう繋がるかを考える以前に、

エピソードを楽しんじゃったんですけどね。

 

そして、変な家の話を全て読み終えたところで、

動画を見たときから気になっていた

1つ目の家の話(『行先のない廊下』)の最後に示された謎の真相に気づけまして、

「うわーそういうことかー(; ・`д・´)」

とテンションが上がったのも束の間、

栗原さんの示す真相を読んで、

あまりの話の深さと、

各家のエピソードが数珠繋ぎのように繋がっていく様

言葉を失ってしまいました

 

これは、どこから構想を組んでいくんですかね?

 

「変な家」と同様、

昔に起きた1つの出来事をきっかけにして、

裾野を広げて現代に降りてきた物語。

 

不貞を働くというのは、

今も昔も不和を生み出してしまうんだなと思いましたね。

 

最後、とある人物の言った

「でも、今こうして過去のことを話して、ようやくわかりました。

 私は、被害者のふりをして、罪から逃げているだけですね。

 どんなふうに書いていただいてもかまいません。」

という言葉が、後味の悪い余韻を残していってくれました。

Bitly

終わりに

ここまで、

雨穴さんの「変な家2

を紹介してきましたが、

いかがでしたでしょうか?

 

雨穴さんの作品は、

比較的会話調で展開されるので、

とても読みやすく感じますし、

どんどんと話が繋がっていく展開にワクワクが止まらないので、

あっという間に読み切ってしまいます。

書籍になっていない

YouTube動画の作品も面白いので、こちらもオススメです。

雨穴
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

 

「変な家」と「変な絵」の記事も貼っておきます。

【怖い間取り】違和感が導くある一族の闇「変な家」作品紹介
今回は、雨穴さんの「変な家」を紹介していきます。24年3月に映画化されるということと、「変な家2」が発売されたというところで手に取ったのですが、これまで読んでこなかったことを後悔したくなるくらい面白くて、一晩で読んでしまいました。ぜひ読んでみてもらいたいです。
9枚の絵が導く、隠された真相を見抜け!『変な絵』作品紹介
今回は、雨穴さんの「変な絵」を紹介していきます。前作の「変な家」やYouTube動画を見て気になっていた作品でしたが、一見バラバラな絵がエピソードを伴って繋がっていく展開はとても面白かったです。ぜひ読んでみてください。

 

当ブログでは、これからも

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