はい、こんにちは。キザメです。
雑談していきたいと思いまーす。
今日のテーマは、
「最近気づいた好きな作品の傾向」です。
それでは始めていきましょう。
「最近気づいた好きな作品の傾向」
私キザメは、
小説に関しては最近になって読了数を積み重ねていますが、
このブログを始める前は月に1冊も読まないくらい
ちょこちょこと読む程度でした。
その一方で、
漫画に関しては小学生の頃から大好きで、
ずっと新作から名作まで色々と読んでいます。
中学1年生の時に一度、
読んできた漫画の冊数を数えてみたことがあったのですが、
その時点で1000冊を超えていた記憶があります。
なので、現時点で10000冊超えていると言っても
あながち嘘でもないのかなというレベルで読んできています。
それだけ読んできていながら、
最近になって、
「私はこういう作品が好きなんだ!」
と気づかされた作品・テーマがありましたので、
お話しさせていただきます。
小説から1作品、漫画から1作品ずつになるのですが、
どちらも、読んでいる途中から
「うわー、これ好きなやつや」
と惚れ込んでしまった作品たちです。
小説:「月の立つ林で」
まず、小説の方は
青山美智子さんの「月の立つ林で」です。
この作品は本屋大賞2023にもノミネートされた作品で、
私個人としては大賞に推していた作品です。
あらすじはこんな感じの作品です。
長年勤めた病院を辞めた元看護師、売れないながらも夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える二輪自動車整備士、親から離れて早く自立したいと願う女子高生、仕事が順調になるにつれ家族とのバランスに悩むアクセサリー作家――。
つまずいてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』だった。
月に関する語りに心を寄せながら、彼ら自身も彼らの想いも満ち欠けを繰り返し、新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく――。最後に仕掛けられた驚きの事実と
Amazon商品紹介ページより引用
読後に気づく見えない繋がりが胸を打つ、
心震える傑作小説。
漫画:「靴の向くまま」
続いて漫画の方は
みやびあきのさんの「靴の向くまま」です。
みやびあきのさんの作品は
この前作「珈琲をしづかに」から好きで、
新作ということで手に取りましたが、
もう読んですぐに自分の推し漫画のひとつとして
ランクインしちゃいましたね。
その時のツイートがこちら↓
#靴の向くまま 1巻
— キザメ@駆け出しブックブロガー📖 (@kizame2727) February 27, 2023
うわー😳
これは好きな作品だー💕
靴をきっかけに自分を知り人を知り、そして下を向いた時には元気をくれ、一歩踏み出す時には共に歩んでくれる…。
そんな靴を通して人と触れ合っていく物語。
こんな自分だけの靴、こういう人に作ってもらいたいですね🤭#漫画好きと繋がりたい pic.twitter.com/tHHHH8wIBT
この作品のあらすじはこんな感じです。
「いい靴はいい場所に連れていってくれる」
靴職人だった亡き母に教わった言葉を胸に、
工房を継いだ歩純結彩。
“履き主がいい場所に行けるように”
とおまじないをかけながら作られる結彩の靴は、
今日も誰かの一歩をやさしく包んでいく―――。
本書1巻裏表紙より引用
どちらも素敵な作品なのでぜひ読んでほしいですね。
本題に入りましょう!
さて、作品紹介はこのくらいにしておいて、
好きだと思った部分についての話に入りましょう。
ここまで前置きしておいてあれなのですが、
正直、こじつけにも近いかもしれません。
ただ、好きだと思ったときに、
自分なりに考えた結果の共通項という感じだったので、
そのくらいのゆるーい感じで聞いてください。
それでは、
「最近気づいた好きな作品の傾向」ですが、
こちらです!
『身近な物がキーアイテムとなっていて、
それが一歩前に踏み出す勇気をくれる、
ハートフルな物語』
です!
ちょっと長いですかね(^◇^;)
これだけ聞くと割とよくある感じですが、
特に大事なのが、
『身近な物がキーアイテム』
ってとこですね。
紹介した作品を例にすると、
「月の立つ林で」では、
タケトリ・オキナという男性が話す「ツキない話」という
『ポッドキャスト』が各話で出てきます。
そこで語られるのは『月』にまつわるお話なのですが、
この『ポッドキャスト』と『月』が
私の中の「身近な物」として刺さった感じですね。
一方、「靴の向くまま」はわかりやすいですね。
主人公が靴職人で工房をやっているということで
そのまま「靴」が「身近な物」になりますね。
少し掘り下げていきますと、
元々私はラジオをけっこう聞いていたのですが、
最近はAudibleを契約していることもあって
そこで聴けるポッドキャストを聴くことが多くなっていました。
そんな中で出会った「月の立つ林で」。
私もこんな素敵な番組に出会いたいな
というところで思いを馳せたものです。
そして、そこで語られるのが「月」なのですが、
私は夜にランニングしたり散歩したりすることも多いため、
よく見上げては、「今日は満月かな?」とか
「ウサギには見えないよな~」とか
いろいろ思いながら見ていたものです。
加えて、「ツキない話」でよく出て来るのが、
『新月』の話なんですよね。
みなさんは「新月」にどのような印象を持っていますか?
私は、正直「月の見えない寂しい日」くらいの印象でしたが、
この「ツキない話」でよく語られているのは、
「新月」は新しいスタートの日
という意味合いで語られています。
これを聞いてもう刺さっちゃいましたよね。
「うわ~!いい!!新月の見方変わるわ~」
って一人で悶えてましたわ。
こんな感じで、「月の立つ林で」は私に刺さり、
大好きな作品となりました。
「靴の向くまま」も同じような語りになっちゃうのですが、
靴って基本的にずっと自分の傍にいてくれるじゃないですか。
新しい靴にせよ、履き続けてボロボロになっている靴にせよ、
その靴には履いていたその人だけのエピソードがあって、
思い入れがある。
そんな靴を修理したり、オーダーメイドでその人だけの靴を作ったりする
靴職人の話とあれば、
そりゃ刺さってしまいますよ。
靴を作るだけじゃなく、その人の想いにも寄り添う…。
そしてできた靴からは、一歩踏み出す勇気がもらえる。
「もう最高やん!こんなん。」
ほんまに、結彩さんに作ってほしいもんね。
さて…、
テンション上がり過ぎてしまい、
「身近な物」以外の要素についてもまとめて語ってしまいました(苦笑)
まあ、こんな感じで
この2作品は特に大好きなんです(*´▽`*)
みなさんも推しの作品や作家さん、好きな物語のテイストなど
あるかと思いますので、
ぜひ、教えてください。
これからもこの雑談という形で、
ざっくばらんに語っていきたいなと思いますので、
楽しみにしていてくださいね。
今回はここまで!
ありがとうございました。
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