はい、こんにちは。キザメです。
今回は、
北山猛邦さんの『私たちが星座を盗んだ理由』
を紹介していきます。
この作品は、
「ほんタメ」で紹介されていたのを機に
手に取った作品です。
あのたくみさんが意味が分からなかったオチとはなんぞや!?
と思って興味が惹かれました。
そこについても言及していますので
ぜひ読んでいってください。
それでは始めていきましょう。
あらすじ
優しく、美しく、甘やかな世界が、ラストの数行で、残酷に崩壊する快感。景色が反転し、足元が揺らぎ、別な宇宙に放り出されたかのような、痛みを伴う衝撃。かつて、まだ私たちが世界に馴染んでいなかった頃の、無垢な感情を立ち上がらせてくれる、ファンタジックな短編集。ミステリの醍醐味、ここにあり!
難病の女の子を喜ばせるため、星座を一つ消して見せる男の子を描く表題作ほか、5つの物語のすべてに驚愕のどんでん返しが待つ傑作短編集!
見どころ
この作品は、
- 「恋煩い」
- 「妖精の学校」
- 「嘘つき紳士」
- 「終の童話」
- 「私たちが星座を盗んだ理由」
の5編で構成されています。
この5編どれもが、どんでん返しであり、
嫌ミスでもあったかなという印象です。
ひっくり返ったことで、暗転し読者に重たいものを残していく…。
そんな作品でしょうか。
個人的に好きだったのは、
「恋煩い」という話です。
恋のおまじないについて話す女子高生の話です。
主人公からの
「もし、誰かと同じ人を好きになってしまったら、あなたならどうする?」
という問いに対する主人公の友人のトーコが言った
「私は……待つ。」
という言葉が、
真実が分かったとたんめっちゃ怖く聞こえてきました。
これだけだと、なんのこっちゃって感じだと思いますが、
短編なので、あまり語れないのです(;’∀’)
ぜひ、読んで真実を知ってください。
余談ですが、
「妖精の学校」のオチの意味を初見で理解できる人がいたらヤバいです(;゚Д゚)
きっと
「???」
ってなっちゃうと思いますのでお楽しみに♪
終わりに
ここまで、
北山猛邦さんの『私たちが星座を盗んだ理由』
を紹介してきましたが、
いかがでしたでしょうか?
やっぱり、嫌ミスっていいですよね。
自分の中に残るものが大きい気がします。
しかもどんでん返しで届いてくるので、
よりインパクトがすごいですね。
当ブログでは、これからも
漫画や小説などの紹介記事を投稿していきますので、
楽しみに待っていていただければ幸いです。
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今回はここまで!
ありがとうございました。
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