【SNSトラブル】誰もが当事者になり得る誹謗中傷のリアル!『しょせん他人事ですから』

マンガ

はい、こんにちは。キザメです。

今回は、

原作:左藤真通/作画:富士屋カツヒト/監修:清水陽平の「しょせん他人事ですから

を紹介していきます。

 

広告で流れてくる漫画読んで気になってました。

ネットでの誹謗中傷という現代社会の闇に切り込んだ作品と言っていいでしょう。

この作品を読んで、

私と一緒にネットリテラシーを高めていきませんか?

 

それでは始めていきましょう。

あらすじ

ネット炎上・SNSトラブルに遭ったことはありますか?

 

誹謗中傷を受けた女性が出会った弁護士はネット案件に強いようだけど、だいぶ変わり者…?

誰もが今日にも被害者に、そして加害者になる、現代の闇!

他人事ではいられない誹謗中傷&情報開示請求のリアルドラマが幕開けです!

本書1巻裏表紙より引用
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見どころ

この作品では、

ネット上で誹謗中傷を受けた人

誹謗中傷を行った人それぞれが描かれているので、

法的措置に出るとなった時の

それぞれに起こることがわかりやすく読むことができます。

 

情報開示請求をする側のしんどさも

通知書が届いた時の恐怖感も追体験できちゃいますし、

そもそもの誹謗中傷を受けた人の精神的な苦痛やダメージというのも痛いほど伝わってくるので、

この作品を読んだら安易に誹謗中傷をしようとは思わなくなるんじゃないかなと思いました。

2024年2月現在5巻まで発売されていて、

「一般人と一般人」のネットトラブルに始まり、

「アーティストと一般人」のトラブル

「動画配信者と未成年」のトラブル

「なりすまし」といったケースが描かれています。

どのケースを見ても、

明確な敵意で誹謗中傷を行っているというのはあまりなくて、

日頃のストレスの憂さ晴らしであったり

ちょっとした正義感であったり

中には娯楽として「荒らし」を楽しんでいるというケースもあります。

被害を受けた人たちは

「どうしてこんなことをしたのか?」

「何か悪いことをしてしまったのか?」

と理由を知りたがりますが、

その多くは「みんながやってる事だから…」

というものが多いというのもネット社会の闇と言えるでしょうね。

 

個人的に一番怖いなと感じたのは、

2~3巻に収録されている「アーティストと一般人」のトラブルでのケースで見られたものです。

この話では、アーティストの学生時代のいじめ動画がネットに上がり拡散されたことが炎上のきっかけとなります。

結果的に、この動画は捏造で、

情報開示請求によって誹謗中傷を行ったいくつものアカウントが特定されることになるのですが、

実は、このアカウントたちとはまったく別の所で、

誹謗中傷を行った人たちのリアル情報を特定して晒し、リアルにも影響が出るような形でその人たちを炎上させていく人が存在していて、

ただただ「怖っ!」って思っちゃいましたね。

改めて、ネットの怖さを感じるエピソードでした。

 

全体を通して感じたことなのですが、

情報開示請求をして償いを受けたとしても、

受けた傷は癒えることはなく

その後の生活においても影響を残してしまうというのがよく分かりましたし、

金銭的に見てもプラスになるようなケースは少ないというのも知れたので、

誹謗中傷めいた投稿があれば変に抗わず、距離を取ることで、

精神を保ちたいなと思いました。

 

また、誹謗中傷する側としてもデジタルタトゥーなんて言葉もあるように、

何気なくつぶやいたことばがどこまでいっても歴として残ったり

消したとしても誰かがログを残していたりする事もあります。

どうか、投稿する前に一呼吸おいてほしいです。

未来の自分にどんな影響を及ぼす可能性があるのか…

そんな想像をさせ抑止力となってくれそうな作品だと思います。

 

自分もSNSやブログを扱う身として、

ちゃんと付き合っていきたいなと思いましたね。

Bitly

終わりに

ここまで、

原作:左藤真通/作画:富士屋カツヒト/監修:清水陽平の「しょせん他人事ですから

を紹介してきましたが、

いかがでしたでしょうか?

 

誰もが当事者になり得るネット社会の闇を知って、

より適切な距離感でSNSを扱っていきたいなと強く思いましたね。

みなさんも気をつけましょうね。

 

当ブログでは、これからも

漫画や小説などの紹介記事を投稿していきますので、

楽しみに待っていていただければ幸いです。

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今回はここまで!

ありがとうございました。

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