はい、こんにちは。キザメです。
今回は、
児島青さんの「本なら売るほど」
を紹介していきます。
それでは始めていきましょう。
あらすじ

ここは、本と人とがもう一度出会い直す場所。
ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋「十月堂」。
店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて、今日もいろんなお客が訪れる。
本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、
不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人。
ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく――。
本を愛し、本に人生を変えられたすべての人へ贈る、珠玉のヒューマンドラマ!
漫画誌「ハルタ」連載時から大きな反響を呼んだ話題作が、待望のコミックス1巻発売です。
見どころ
なんか、本好きとしてこの本に出会えてよかったなって思える作品ですね。
舞台は、『古本十月堂』。いわゆる古本屋です。

そこの若き店主を中心に、
本を買う人や売る人、はたまた本そのものに思いを馳せる…
そんな感じで展開される作品で、
劇的な何かはないけれど、
本好きなら「あ〜わかるな〜」とか、
「そういうのいいな〜」って
共感できるエピソードが満載な作品となっています。
1話目から、亡くなった方の遺品整理で3部屋にも及ぶ蔵書から
選書し引き取る話が描かれていますが、
「この人に会ってみたかった」って気持ちにになるのは、よくわかるなって。

そして、その世界を崩してしまう罪悪感も、
全てを引き受けられない悲しさも、
でも、常連さんにいい仕入れだったんだねって言ってもらえる安堵感も、
私は古本屋を経営したことはないけど、伝わるものがありました(´;ω;`)

そんな話が、色んな方の視点で描かれている作品となっています。
好きなエピソード
特に好きな話を1つ紹介させてください。
2巻の第7話「鷹の目を持つ男」

十月堂を見つけた本好きのおじさまの話なのですが、
ある日、十月堂がお休みの日に別の古本屋に行ったところ、
店主とばったり出くわし、
一緒に夕飯を食べるという話なのですが、
そのときおじさまが話していた
「古本屋に寄った帰り道。鞄の中に買った本がある。
帰ったらこれを読もう。
飲み物は何にしよう。
本棚のどこに置こうか。
そんなことを考える。
ただそれだけで世界は少し輝いて見える。」
この言葉には、
わかり味が深すぎて、首がもげるほどに頷いてしまいました(*´ω`*)
本当は、他にも紹介したい話はたくさんあるのですが、
何せまだ2巻までしか出ていない作品なので、
あまり紹介しすぎると、
みなさんの楽しみを奪いかねないので、
この1話だけに留めさせていただきます。
他の話はぜひ手にとって読んでみてください。
終わりに
ここまで
児島青さんの「本なら売るほど」
を紹介してきましたが、
いかがでしたでしょうか?
この「本なら売るほど」は、
『このマンガがすごい2026』で、
オトコ編の1位でしたね。
おめでとうございます\(^o^)/
でも、選ばれるのは至極納得というくらいに
オススメしたい作品ですので、
これを機に読んでみてほしいですね。
当ブログでは、これからも
漫画や小説などの紹介記事を投稿していきますので、
楽しみに待っていていただければ幸いです。
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ありがとうございました。


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