【世界的名著】2匹と2人の行動は自分を見つめ直すきっかけになる!『チーズはどこへ消えた?』

ビジネス書

はい、こんにちは。キザメです。

今回は、

スペンサー・ジョンソンさんの「チーズはどこへ消えた?

を紹介していきます。

 

ブログを始めるにあたって参考にさせていただいた

ブロガーの方やユーチューバーの方の多くが

読むべきと勧めていた本作ですが、

漫画や小説を読むことの方に重点を置いていたこともあって、

ここまで読まずに来てしまいました。

新年を迎えたということもあって、

心機一転色んな名著を読んでみようと思っており、

その第一弾として本書を読むに至ったわけです。

 

実際に読んでみて、

すぐに記事に起こしたい気持ちが芽生えたので、

至急この記事を書いています(笑)

 

改めてにはなってしまいますが、

多くの人に読んでほしい作品でしたので

紹介していきたいと思います。

 

それでは始めていきましょう。

あらすじ

この物語に登場するのは―――

 ネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホー。

 

2匹と2人は「迷路」のなかに住み、「チーズ」を探します。

「チーズ」とは、私たちが人生で求めるもの、

つまり、仕事、家族、財産、健康、精神的な安定…等々の象徴。

「迷路」とは、チーズを追いもとめる場所、

つまり、会社、地域社会、家庭…等々の象徴です。

 

この一見シンプルな物語には、

状況の急激な変化にいかに対応すべきかを説く、

深い内容がこめられているのです。

本書背表紙より引用
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見どころ

いや~

「早く読めばよかった」

というのが正直な感想ですね。

 

2匹のネズミと2人の小人がチーズを探す物語が

ここまで人生に良き気づきを与えてくれるとは思いませんでした。

2匹のネズミ、スニッフとスカリー、

2人の小人、ヘムとホー。

自分は恐らく、

「ヘムになっていてもおかしくなかったホー」

だなと思いました。

 

少し物語について触れていきましょう!

この話は、先に挙げた2匹と2人がチーズを求めて日々迷路に入っていく

という内容になっています。

 

ネズミの2匹は、単純な頭脳しか持っていなかったが、すぐれた本能があり、大好きなガリガリかじれる固いチーズを探していた。

小人の2人は、いろいろな考えがいっぱい詰まった頭を使って、まったく別のチーズ———真のチーズ———を見つけようとしていた。

この4名は、「ステーションC」という場所でチーズを見つけます。

しばらくの間この4名は、

この「ステーションC」でチーズを食べる日々を送っていました。

しかし、ある日このチーズはなくなってしまいます。

ここから物語は動いていくのですが、

この前段階からネズミと小人で動きも考え方も違っていて、

その違いはチーズがなくなった後、さらに大きなものになっていきます。

 

チーズを食べながらも日々変わりがないかを調べ

チーズが減っていることに気付いていたネズミの2匹は、

常にランニングシューズを持ち運び

チーズがなくなった際も慌てず

すぐに次のチーズを探しに行きます

スニッフは匂いを嗅いで次のチーズのあたりをつけ

スカリーは悩むことなくその方向へ駆けだしていきます

 

一方小人の2人は、

チーズが見つかったことで自分たちは安泰だと思い

「ステーションC」の近くに住まいを移し

ランニングシューズもスリッパへと履き替え、

段々と「ステーションC」に向かうのもゆっくりとなっていった

チーズがなくなった際は、

現実を受け入れられず、

わめき散らし、目を背けるばかりで行動は起こせなかった。

ようやく重い腰を上げても、行うのは「ステーションC」を調べることばかりだった。

 

ネズミの2匹は、中々チーズの見つからない日々を過ごしながらも

最終的には「ステーションN」でCなんてものじゃない量のチーズを見つける

 

反対に、小人の2人は複雑な思考が行動することを阻んだ

「またチーズが現れるはずだ」と過去の成功にすがり

「もうあんな苦労はしたくない。そもそも動いて見つかる保証はない。」

ステーションCを見つけるまでの経験が、2人をその場にとどまらせた

段々と弱っていく中、

ホーは行動に移そうとヘムに声をかけるが、

ヘムは何かと理由をつけて動こうとしない。

ついに2人は行動を別にすることになった。

 

行動を起こしたホーは、

迷路に迷い

チーズが見つかるのかと不安に打ちのめされそうになる時期があったものの、

恐怖を乗り越えた先に「ステーションN」と様々な気づきを得る

 

行動しなかったヘムがどうなったのかはわれわれの想像に任せられる…。

得た気づき

この物語では、変化に気づき行動を起こせたものは、

すべからく成功(「ステーションN」を発見)しているが、

現実はこう上手くいくことばかりではないと思う。

ホーのうように、

様々な不安や恐怖が足を引っ張りそこにとどまらせようとするだろう。

実際に足を止めてしまう事だってあるだろう。

しかし、安定の先に繁栄はなく

常に変化が求められるのが現実であり、人生なんだと思います。

そして、その変化していくことを成功につなげるのが、

スニッフの観察力であり、スカリーの行動力なんだと

気づくことができました。

 

社会情勢とまではいかずとも、身近な環境の情勢に敏感になり

行動することを恐れず、try&errorを繰り返す

上手くいけば利益が得られ、失敗しても経験が手に入る

 

私が毎日のように視聴しているYouTubeチャンネルの『リベ大』でも、

『ノーリスク、ノーリターン』

『リスク許容度の範囲内でリスクを取る』

といったことを言われています。

両学長 リベラルアーツ大学
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博打になりそうな行動を取っていくわけではなく、

失敗しても致命傷を負わない範囲で行動を起こしていく

仮にヘムがこの後行動を起こしてホーの元まで向かおうとしても、

体力がもたず、チーズにありつけない可能性もあります

身動きが取れなくなる前に行動を起こしてみませんか?

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心に残った言葉たち

作中では、ホーが行動する中で得た気づきを言語化していくとともに、

後から来るであろうヘムが心折れないように壁に記しています。

ここではいくつかの言葉を紹介していきます。

「自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたがる」

「もし恐怖がなかったら何をするだろう?」

「恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる」

「早い時期に小さな変化に気づけばやがて訪れる大きな変化にうまく対応できる」

1ページ丸々、このイラストになっていて、

物語の終盤は2ページに1回この気づきが出てくるので、

読みやすく、かつ、すんなり頭に入ってきます

みなさんのお気に入りの言葉も教えてください。

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補足として

この作品では、今紹介した「チーズはどこへ消えた?」の前後に、

クラス会で再会したとあるクラスメートたちの会話が描かれていて、

本編の前段階では、この「チーズはどこへ消えた?」が話題として持ち上がり、

本編の後では、「チーズはどこへ消えた?」を聴いて、どう感じたかといったことがディスカッションされています。

このパートがあることで、自分事としてこの話を落とし込みやすくなっていますし、

自分の周囲の人、家族や職場の人にも読んでもらって

「自分は4名の中の誰々だった」

といった話から、いろんな話をしたら面白いんじゃないかと思えてきます。

ここまで含めて大変学びの多い話でした。

まだ読んでいないよという方はぜひお手に取ってみていただきたいです。

 

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終わりに

ここまで、

スペンサー・ジョンソンさんの「チーズはどこへ消えた?

を紹介してきましたが、

いかがでしたでしょうか?

ビジネス書として有名かと思いますが、

仕事だけでなく、

人生のいろんな場面でも活かすことのできる話だと思います。

全体で100ページにも満たないので、

気軽に読むことができると思います。

ぜひ読んでみてください。

 

当ブログでは、これからも

漫画や小説などの紹介記事を投稿していきますので、

楽しみに待っていていただければ幸いです。

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今回はここまで!

ありがとうございました。

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