はい、こんにちは。キザメです。
今回は、
あみだむくさんの「夜分に吸血失礼します。」を紹介していきます。
実はこの作品は、紹介案件をいただいたことをきっかけに
読ませていただきまして、
きっちりハマってしまった作品だったりします。
そんな魅力について語っていきたいなと思っていますので、
どうぞお付き合いください。
それでは始めていきましょう。
あらすじ
真面目に細々と生きてきたサラリーマン・小夜稔。ある日突然、吸血鬼になってしまった彼は、人間の血を吸うことができず、猫の血を吸って空腹を凌いでいた。そこに現れたのは最近会社で同じ部署になった後輩の山寺くん。酔って駅のホームで眠ってしまった彼の血を、小夜は思わず吸ってしまうが…。小夜は人間に戻れるのか? ワンコ系後輩の真の姿とは? 童貞とドS後輩…主従逆転、吸血鬼ラプソディ♫
Amazon商品ページより引用
見どころ
この作品は、意図せず吸血鬼になってしまった小夜と、
吸血鬼になりたいと望み小夜に近づいてきた小夜の部下である山寺
の2人を中心にした物語となっています。
人間に戻りたい小夜と吸血鬼になりたい山寺が、
小夜を吸血鬼にした女を探していくというのが大筋のストーリーとなっています。
各巻の表紙からもわかってもらえると思うのですが、
とにかく吸血シーンの描写が美しい！
正直それだけでは言い表せられないくらいグッと引き寄せられるというか、
とにかく魅了されてしまいました。
イケオジとイケメンの絡みは、
性的なものはなかったとしても魅惑的でしたし、
主従の逆転した吸血関係は見どころ満載です
第1話からそんなシーンが盛り込まれています。
吸血シーン以外にも2人の入浴シーンであったり、
小夜の執事風のホスト姿も見れたりします。
かと思えば女性が苦手な小夜が女性に群がられて泣いてしまうシーンもあったりして、
色んな性癖にささりそうな作品でもあります。
また、小夜が吸血鬼であることに葛藤する描写や
山寺を襲ってしまったことに傷心する様子は、見ていても胸が苦しくなりました。
「やはり割り切れない…人に危害を加える化け物である以上、俺はもう生きられない。」
このセリフはグッときて切なくなりましたね。
逆に小夜をからかったり弄んだりしている山寺にも、
サイコパス味を帯びるに足る背景があることも見えてきます。
小夜の打算のないまっすぐな思いに、
山寺の心が暗い所から引っ張り出されていくような描写には、
私は感動してしまいましたし、
きっと感情移入してしまう人も多いのではないでしょうか。
このように心情の揺れ動きも楽しめる作品かなと思っています。
オススメの作品です。ぜひ読んでみてください。
終わりに
ここまで、
あみだむくさんの「夜分に吸血失礼します。」を紹介してきましたが、
いかがでしたでしょうか？
個人的にはちょこちょこ出てくる、泉さん(小夜の部下)の妄想も見応えがあって好きだったりします(о´∀`о)
きっとドキドキしちゃう人は多いんじゃないかな。
ぜひ、読んでみてくださいね。
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