【コラボ作品】アート写真✕小説で作り出す心温まる空間♡「遊園地ぐるぐるめ」

小説紹介

はい、こんにちは。キザメです。

今回は、

青山美智子さんと田中達也さんの共著「遊園地ぐるぐるめ」

を紹介していきます。

それでは始めていきましょう。

あらすじ

田中さんの作品を見て青山さんが物語を執筆し、その物語を読んで田中さんがさらに作品を作成した、楽しさに満ちた連作短編小説

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見どころ

田中達也さんと青山美智子さんのコラボ作品です。

どちらも好きな私にとってはご褒美みたいな作品でした。

この作品は、

田中さんが作ったアート写真を元に青山さんが物語を書き、

さらにその物語を踏まえて田中さんがもう一作品作る

という流れで展開される作品集となっています。

ただ、田中さんのアート写真も、

一作品で完結するというわけではなく、

青山さんの作風である連作短編で描かれる「人と人との繋がり」

というところは意識して作ってるんだろうなっていうのが伝わるアート写真なので、

そういう点でもほっこりさせてくれます。

 

物語としてはこんな感じ。

 

地元の人達からは人気の「山中青田遊園地」、通称「ぐるぐるめ」。

そこを訪れた様々な登場人物たち。

各々来た理由は様々で、それぞれに悩みやモヤモヤしたものを抱えています。

そんな人たちも包み込む「ぐるぐるめ」とそのアトラクション、

そして、園内を回遊するカタコトのピエロさん。

初めてのデートに来た男女、

お料理教室で仲良くなった友人、

長年連れ添った老夫婦、

フードコートの営業で来た営業マン、

子供が二人をつれてきた四人家族、

部活の引退記念で来た四人組、

老若男女楽しめる空間だからこその開放感が、

色んな気づきをくれたり、

気持ちを整理させてくれる。

そんな方たちを描いた遊園地のとある1日が描かれた連作短編集。

 

きっと、遊園地に行きたくなっちゃいます。

それくらいワクワク感が詰まってましたね。

また、田中さんの写真もあるので、

より解像度高く、イメージしながら読むことができます。

 

通称「ぐるぐるめ」の由来、それ自体は終盤で語られるのですが、

はっきりと由来はわかっていない、各話の登場人物それぞれが感じる

「ぐるぐるめ」の由来にはクスッとしちゃいます。

 

各話で描かれる人物たちの繋がりも素敵ですし、

同じ日の話だからこそ、

前の話に出た人が関わっていたりもして、

そういう人と人とのつながりを実感できるところも

好きです。

個人的に好きな話

どの話も好きなのですが、

個人的には、5話目の「イベントステージ」が好きです。

この話は、ヒーローショーを見に来た4人家族が描かれた話なのですが、

ショーの最中に下の子供が発した

「ぐるにゃん戦士はどうしてあの人をけってもいいの?

それは悪いことじゃないの?」

という言葉。

ドキッとしちゃいましたね。

正義ってなんだろう?

そんな事を考えてしまうお話でしたし、

この子の両親の対応というか、掛けた言葉も良かったですし、

その場では明確には描かれなかったお姉ちゃんの気持ちが

最後に描かれるのも良かったです。

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田中達也展「みたてのくみたて」に行ってきました!

2026年9月30日に

新潟県の新津美術館で催されていた

「みたてのくみたて」に行ってきました。

Xのポストにも書いてはいますが、

モチーフの使い方が修一ですし、

その作品のタイトルの付け方がダジャレ調で

クスッと笑えちゃいます。

タイミングの合う方はぜひ見に行ってみてほしいです。

キザメ@駆け出しブックブロガー📖 (@kizame2727) on X
#田中達也展 #みたてのくみたて 新潟市新津美術館でやっている展示を観に行ってきました✨いや〜楽しい!ずっといれますね💕モチーフの使い方も、「これで表現するんだ」って驚きとワクワクの連続でしたし、それぞれの作品につけられたタイトルがクスッと...

終わりに

ここまで

青山美智子さんと田中達也さんの共著「遊園地ぐるぐるめ」

を紹介してきましたが、

いかがでしたでしょうか?

 

青山先生の作品は、

連作短編で描かれることが多いと思うのですが、

それ故にとても読みやすいですし、

各話の登場人物の感情がとても身に覚えのあるようなもので、

感情移入しやすいのも魅力かなって思っています。

この作品以外にも、青山作品は読んでいるので、

気になる方はぜひリンクを張っておくので、

読んでみてください。

「月の立つ林で」↓

【ツキない話】あなたもきっと月を見上げたくなる!「月の立つ林で」作品紹介
今回は、青山美智子さんの「月の立つ林で」を紹介していきます。本屋大賞にもノミネートされた作品です。「月」や「ポッドキャスト」がメインで関わってくる作品で、私たちにとっても身近なものなので、読んでいると「なるほどな」と思ったり、ついつい月を見上げてみたくなったりする作品だなと思いました。ぜひ読んでみてください。

「リカバリー・カバヒコ」↓

自分の嫌な部分と向き合う勇気をくれる…そんなささやかな都市伝説『リカバリー・カバヒコ』
今回は、青山美智子さんの「リカバリー・カバヒコ」を紹介していきます。この作品は本屋大賞2024にノミネートされた作品です。「自分の治したい部分と同じ部分を撫でると治る」そんな都市伝説的な逸話のあるカバヒコ(アニマルライド)を中心に展開される5つの連作短編です。

「木曜日にはココアを」↓

【幸福の循環】人と人との繋がりの連鎖がもたらす温かな日常の物語「木曜日にはココアを」
今回は、青山美智子さんの「木曜日にはココアを」を紹介していきます。12篇の短編からなる物語で、人と人との繋がりの尊さとそれが巡り巡ってどこかの誰かを救っているという幸福の循環を感じられる作品です。温かな気持ちになれる作品だと思いますのでぜひ読んでいただきたいです。

当ブログでは、これからも

漫画や小説などの紹介記事を投稿していきますので、

楽しみに待っていていただければ幸いです。

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今回はここまで!

ありがとうございました。

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