女子スポーツマンガ特集パート2

マンガ

はい、こんにちは。キザメです。

今回は女子スポーツマンガの第2弾ということで、

5作品を紹介していきます。

今回も競技的にはバラけさせられたかなと思うので、

様々なスポーツに触れてみてもらえると思います。

前回の記事もリンクを貼っておくので、

まだ見ていないというかたは、

こちらも読んでみてください。

女子スポーツマンガ特集
今回は女子のスポーツマンガ5作品を紹介したいと思います。いや…まあ…各女の子たちは可愛いなとは思いますが、単純にスポーツものとしても面白いので、男女問わずオススメしたい作品たちです。

それでは、始めていきましょう。

さよなら私のクラマー

 中学最後の夏の公式戦において、周防すみれは一人奮闘するも、チームメイトに恵まれず曽志崎緑率いる強豪校に完敗してしまう。試合後、中学3年間競い合ったライバルである周防に対し、曽志崎は高校では同じチームで戦おうと誘うのだった。二人はそろって、決してサッカーの強豪とはいえない蕨青南高校に進学する。女子サッカー部での練習初日、ミニゲームを通じて周防らは恩田希や白鳥綾など、これから共に戦っていくチームメイトと出会う。

マンガペディアより引用

この作品を読むと、

男子スポーツに比べて、

女子スポーツの裾野の狭さというのを感じてしまいます。

周防のように力はあっても、

チーム力的に日の目を見ない選手や

恩田のように男子サッカーに混じることで

公式戦に出られない選手。

きっとそういう選手が世の中多くいるんだろうなって…。

以前紹介した「マイぼーる」と同様に

テクニック面や戦術面がちゃんと描かれているので

サッカー好きも楽しい作品だと思うのですが、

この「さよなら私のクラマー」は

登場人物の中でも、

上記のように裾野を広げたいとか、

女子サッカーを廃れさせてはいけないとか、

自分が魅力的なプレーヤーとして広告塔的な立場になって

女子サッカーを世間にもっと広めていきたいとか、

こういう思想を持った人が結構出てきます。

女子サッカー界全体をもっと活性化させたいというような

思いにあふれている作品でもあると思うので、

そういう視点で読んでみても面白いのかなと思います。

あさひなぐ

 二ツ坂高校一年、東島旭、15歳。

中学までは美術部だった旭は、

「薙刀は高校部活界のアメリカンドリーム!

スポーツに縁のなかった人間でも

全国にその名を轟かすことができる」

といううたい文句に感激し、薙刀部に入部する。

旭と仲間達"なぎなたガールズ”の

強く!楽しく‼美しい!!!物語が始まる‐‐‐

本書1巻裏表紙より引用

運動音痴が駆け上がっていくサクセスストーリーです。

最初は縄跳びも満足にできない子でしたが、

日々の練習や夏合宿を経て

少しずつ力をつけていき、

自分の戦い方が分かってからは、

嘘みたいに勝てるようになっていく。

途中、鼻っ柱を折られることもありながらも、

なぎなたと真摯に向き合い全国を目指す‐‐‐。

ざっくり、こんなストーリー展開です。

ただ、旭は歩みは遅くとも、

愚直に練習を続けることができる子であり、

人に臆しつつも聞きに行ける強さもありました。

それ故に他の1年(さくら、将子)と比べても

成長できたんじゃないかなと思っています。

なぎなたというマイナーな競技ゆえの面白さもありますが、

旭がどうして強くなれたのか

こういう面にも意識を向けて読んでみても面白いかもしれないですね。

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ちはやふる

小学6年生の千早が出会ったのは、

福井からやってきた転校生・新。

大人しくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。

それは小倉百人一首競技かるた。

千早は、

誰よりも速く誰よりも夢中になって札を払う新の姿に衝撃を受ける。

しかし、そんな新を釘付けにしたのは、

千早のずば抜けた「才能」だった‐‐‐。

まぶしいほどに一途な思いが交差する

青春ストーリー、いよいよ開幕‼

               本書1巻裏表紙より引用

かるた⁉スポーツなの⁉

と思う方もいるかと思いますが、

競技かるたは「畳の上の格闘技」と称されるくらい

激しくもありますし、記憶力や戦略性も要する

奥深い競技なのです。

といっても、私はやったことはないのですが(;’∀’)

この作品はかなり深い所まで描かれているので、

作品として面白いのですが、

ある種競技かるた・百人一首の教科書

といってもいいのかもしれません。

小さい頃からずっとやっている上級者もいれば、

高校から始めた初心者もいる。

個人で名人やクイーンを目指す戦いもあれば、

高校の団体戦もある。

いわゆる「一字決まり」「大山札」というような覚え方

が主体ではあれど、

大江奏さんのように、百人一首の歌の意味や背景に

をしっかりと紐づけて覚える人もいたりと、

ほんとに、この百人一首・競技かるたを網羅的に

描いた作品だと思います。

まだ、呼んだことないよという方は

百人一首の世界に足を踏み入れてみませんか?

はるかなレシーブ

 東京から沖縄に越して来た大空遥は、いとこの比嘉かなたの家で居候する事になった。そんな中、遥は近所の海辺でビーチバレーの練習をしていた遠井成美と立花彩紗に出会い、話の成り行きから、かなたとペアを組んでビーチバレーで勝負をする事になった。勝負までの1週間のあいだ、遥はかなたから特訓を受ける。そして勝負の当日、成美と彩紗はビーチバレーの高校生チャンプである事から、遥とかなたが1セットのうちに1点でも取れば勝利となるハンディルールで、試合は行われる‐‐‐。

               ウィキペディアより引用

これまで、バレーボールは見たことあっても、

ビーチバレーはオリンピックで少し見たことがある程度でした。

どうしても、色物として見られる側面が

あるのかなと思ってしまいますが、

この作品を読んだら、そんな考えは一蹴されました。

砂上で2人でコートを守る…

緻密な戦略と強固な信頼、

ただ、バレーがうまいだけではない世界が広がっていました。

この作品の最終話の最後の言葉が

この競技をよく表しているなと思ったので紹介します。

「世の中には二種類のスポーツがある

個人競技か団体競技か

そして団体競技の中でも二人でしかできないスポーツ

広い砂のコートにたった二人だけ

だから私たちはかけがいえのない一人を選ぶ」

ハンツー&トラッシュ

冴えない毎日を送っていた高校1年の浜路が

「我が部は女子に触り放題、揉み放題‼」という

甘~い誘惑に負けて入部したのは…なんと水球部‼

"水中の格闘技”と呼ばれるほど

激しいことで知られるスポーツに

煩悩全開の思春期男子がアツくなる、

エッチでおバカな青春コメディ、開幕です‼

             本書1巻裏表紙より引用

こちらは一転エロ満載です(笑)

まあ、こばやしひよこさんの作品なので仕方ないですよね。

私は、こばやしひよこさんの描く

女の子が好みのど真ん中なのでよく買うのですが、

この作品は、水球にもちゃんとフォーカスされていて、

その激しさやキツさ、そして、ゴールを決めたときの嬉しさ

というのもちゃんと描かれていて、

水球マンガとしても楽しいです。

私の地元は水球推しの地域で、

高校の水泳の授業で数回でしたが、水球体験をしたりもしました。

ただ、浮くだけでもめっちゃキツいんですよね(;’∀’)

主人公は水球初心者なのでルールとか、

はたから見ただけでは伝わらないキツさというのも

ちゃんと描かれているので、

水球のことを知りたいという方は

読んでみてもいいのかなと思います。

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終わりに

以上、5作品を紹介してきましたが、

いかがでしたでしょうか?

マンガって、

単純にワクワクしたりといった感情面に

働きかけてくれる要素が多分にあるかなと思うのですが、

それとは別に、

これまで知らなかった世界に引き込んでくれる

という面もあって、

読みやすく知識を得られる点でも

辞められないんですよね。

ということで、

今後も本に関しての紹介記事は挙げ続けていきますので

楽しみにしていてくださいね♪

今回はここまで!

ありがとうございました。

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