【共感覚】具現化した姿から知る言葉の奥深さ!「言葉の獣」

マンガ紹介

はい、こんにちは。キザメです。

今回は、

鯨庭さんの「言葉の獣

を紹介していきます。

 

この作品は、本屋さんで見かけて一目惚れした作品です。

好きの香りがしたんでしょうね(笑)

 

それでは始めていきましょう。

あらすじ

言葉を<獣>の姿で見ることができる共感覚の持ち主・東雲と、詩に強い関心を持つクラスメイト・やっけん。二人はふとしたきっかけから、東雲の持つ“ある目的”の為に協力し合うことに。

東雲が<生息地>と呼ぶ場所に獣たちは棲んでいるらしい。言葉の扱われ方によって変化するその場所で、二人は様々な<獣>に出会っていく…。

言葉とは何か、詩とは何か。
連載開始時から大反響の話題作、待望の第1巻。

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見どころ

女子高生の薬研は、詩に関心を持っているが、

同世代の子達からの理解はなく、

あまり自分を出すということができずにいた。

そんなある日、クラスメイトだが、

少し変な子として認識されている東雲が毎日描いているものが気になり声をかける。

それは、動物の絵で、どこか空想味のある綺麗な絵だった。

東雲は、それを「言葉の獣」だと言う。

彼女はいわゆる共感覚というやつで、

言葉に込められた感情が、動物として具現化されて見えるそう。

こうして仲良くなった2人は、東雲に見える世界を通して、

言葉や詩などに込められた想いや感情を紐解いて行くとともに、

東雲の求める「美しい獣」を探しにいく。

こんな感じで始まって行く物語。

 

最初に切り取る言葉は「頑張れ」

一般的な「頑張れ」は、

大きなクマのような容姿でぎゅーっと抱きしめてくれる包容力のある獣でしたが、

薬研の感じる「頑張れ」は、もっと臆病な感じ。

うさぎのような姿で描かれ、気にはするけど、一定の距離を保って近寄らない

作中では、この真意を「助けられない」と捉えています。

「頑張れ」と言うだけで、決して手は出さず遠巻きに見ているだけ…

薬研は、こう「頑張れ」を捉えているため、

「頑張れ」と言われるたびにモヤモヤしてしまっていたのです。

こんな感じで言葉について具現化という形で掘り下げて行く作品でした。

こういう、辞書的な意味だけでなく、

そこに込められた想いや感情を掘り下げ、

それが動物に具現化された形で表現されるような

感性に訴える作品って大好きなんですよね

 

作品の中では、谷川俊太郎の『生きる』も描かれていたり、

薬研の創作詩についても触れられていたり、

時にはSNSでの誹謗中傷なんかにも触れています。

この作品を読んで、もっと言葉に触れてみたくなりました。

こういう世界観があると知れたので、これからは言葉ひとつとってみても、

見え方が違って見えるんだろうなって思いました。

「死」についても言及

3巻では、

薬研が抱いていた死への恐怖の感情が掘り下げられています。

祖母の死…、

校庭に落ちた雷…、

死を身近に感じれば感じるほど増していく恐怖心。

でも気づく。

知らないから怖いのだと。

だから本を読む。

知るために。

不思議なことに、同じ死について考えているはずなのに、

夢中になって本を読んでいる間は恐怖心は感じていなかった。

何かに夢中になる時、「死」というものは、意識の外に追いやられている。

きっかけは、「死」を知って遠ざけたいという願いだったのかもしれない。

でも、実際は「死」を知ろうとすることで立ち向かっていたのだ。

そして、立ち向かったからこそ思える

「仕方ない」のだと。

「仕方ない」という言葉が表現として正しいのかというのは

賛否が分かれそうなところではあるのですが、

でも、きっと考え抜いたからこそ出てくる言葉なんだろうなって思います。

怖いことを怖いままにせず、

ちゃんと知ろうとする姿勢こそ大事なんだろうなって思いました。

言葉の獣 (1) (トーチコミックス)
言葉を<獣>の姿で見ることができる共感覚の持ち主・東雲と、詩に強い関心を持つクラスメイト・やっけん。二人はふとしたきっかけから、東雲の持つ“ある目的”の為に協力し合うことに。東雲が<生息地>と呼ぶ場所に獣たちは棲んでいるらしい。言葉の扱われ...

終わりに

ここまで

鯨庭さんの「言葉の獣

を紹介してきましたが、

いかがでしたでしょうか 

 

こういう作品をきっかけに、

自分の「頑張れ」ってどんな獣の姿をしているのかな?

なんて考えたりするのって楽しそうですよね。

そんな自分の気持ちや感情を掘り下げたくなる作品だと思いますので、

改めて、読んでみてほしいです。

 

当ブログでは、これからも

漫画や小説などの紹介記事を投稿していきますので、

楽しみに待っていていただければ幸いです。

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