はい、こんにちは。キザメです。
今回は、河本ほむら(原作)/塩塚誠(作画)
『魔女大戦 ~32人の異才の魔女は殺し合う~』
を紹介していきます。
実はこの作品は、
案件をいただいたことをきっかけに読み始めたのですが、
読んでみたら思っていた以上に面白く、
ワクワクする内容でしたし、
終末のワルキューレのように「人類対神」の構図とは違い
完全に個人の尊厳をかけた戦いというところで、
グッと引き込まれてしまいました。
詳しいことは後述しますので、
ぜひ読んでいってください。
それでは始めていきましょう。
あらすじ
フランスを救った奇跡の英雄ジャンヌ・ダルク。火刑に処され、その生涯を終えようとしていた彼女は死の間際、別世界へと飛ばされてしまう。そこにいたのはその名を歴史に刻み、「魔女」と呼ばれる32人の女傑たちであった。 そして、最後の「魔女」ジャンヌダルクが揃い、欲深き魔女たちの殺し合い魔女千夜血戦の開幕が告げられる!!
Amazon商品ページより引用
見どころ
終末のワルキューレ公式ライバル作品を標榜する本作。
この記事のタイトルの通り、
32人の女傑が自身の宿す「欲」を叶えるべく、
殺し合いのトーナメント、
「魔女千夜血戦(ヴァルプルギス)」を行っていく物語です。
そして選ばれた32人の女傑は、魔女と称されこの舞台に立つのですが、
魔女というからにはもちろん、異能が授けられます。
一つは、己の「欲」を源とし発露する異能『魔法』
もう一つは、「欲」を武器とし鎧とする魔女の戦闘装束『魔装』
なんだかこれだけでワクワクしてしまいますね。
(今回はエリザベート・バートリーを掲載)
呼ばれた女傑は巴御前やジャンヌダルクといったバリバリの戦渦を戦い抜いた偉人から、
アガサクリスティや紫式部といった戦いとは無縁そうな偉人もいて、
どういう戦いになるのか、どんな魔法・魔装になるのか楽しみですね。
また、それぞれの人物の「欲」の源泉となるエピソードも描かれているので、
どのキャラにも惹かれていってしまうこと不可避ですし、
敗者の死に際はとても美しく各偉人へのリスペクトに溢れているので
ぜひその辺りにも注目してください。
現在7巻まで発売されていますが、
この時点での個人的ベストバウトは「卑弥呼VSクレオパトラ」ですね。
どんな戦いかはぜひ本書を手に取ってみてください。
最新の7巻では「黄月英VSマリ・キュリー」が展開されますが、
歴史上屈指の天才2人が繰り広げるのはどのような戦いとなるのか…。
まだまだトーナメントは始まったばかりですし、
読み進めていくと戦いの裏で暗躍する者も出てきます。
そもそも、主催者の悪魔女王アグラット・バット・マハラットの言う
「700万年越しの悲願」とは…?
ただの偉人による頂上決戦では済まなそうな匂いがプンプンします!
ぜひ読んでいただき、推し魔女を語り合いましょう
終わりに
ここまで、河本ほむら(原作)/塩塚誠(作画)の
『魔女大戦 ~32人の異才の魔女は殺し合う~』
を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
各戦いに手に汗握りながらも、
まだまだ物語の全貌はつかみ切れていない感じが
読む手を進ませてくれる作品です。
この記事がお手に取るきっかけとなれたら幸いです。
当ブログでは、これからも
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Tweets by kizame2727今回はここまで!
ありがとうございました。
追記①8巻発売
2023年12月4日に8巻が発売されました。
8巻では、織姫VS八百屋お七戦が描かれています
どちらも歪な恋の力を武器に戦うのですが、
現存していた時に犯した罪がまた重いのなんの
まあ、だからこそこの戦いに選ばれたんでしょうけど…
そして、こんな熱いバトルの裏で、マタ・ハリとアグラットが接触!
どうやら過去に因縁が…!
それにしてもお七の魔装はカッコいいな〜
追記②9巻発売
2024年4月2日に9巻が発売されました
第七試合の織姫vs八百屋お七も大詰めを迎えますが、
万人からの愛欲した女と、
1人の男からの愛を一途に求めた女の戦いはどちらが上回るのか…。
愛を欲すという、よく深き魔女らしい想いのぶつけ合いでした.
そして、第八試合では、
多き絵画「モナ・リザ」
と伝説の女ギャング「ボニー・パーカー」の戦いが火蓋を切りました。
銃が無限に生まれる魔法を使うボニー・パーカーに対して、
モナ・リザは包丁一本…。
成すすべなくモナ・リザが銃弾の嵐を浴びて敗れ去った…
かと思ったが、まさかの無傷で立ち向かってくる…
果たしてモナ・リザの使う魔法の正体は何なのか?
追記③10巻発売
2024年8月3日に10巻が発売されました。
己が欲をぶつけ合ったからこそ、
決着がついて一方が消滅する際に、
勝者が相手を讃えるようなやりとりがあるのが
この作品の好きなところです(*´▽`*)
モナ・リザvsボニー・パーカー
序盤のキツネにつままれたような展開から一転、
後半は非常に熱いバトルとなりました。
それぞれの魔法、
「無限回廊」
と
「俺たちに明日はない」
それぞれの人生が反映されたような見事な技でした。
そして、次戦は
『魔女狩り』で処刑された真の魔女:イザボー・シェイネ
vs
ミステリの女王:アガサ・クリスティ
となりますが、
ここでまさかの場外戦が…!?
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