はい、こんにちは。キザメです。
今回は、
藤白圭さんの「怖い物件‐山手線めぐり」
を紹介していきます。
それでは始めていきましょう。
あらすじ

会社員の保智は人の好さそうな不動産屋・安在から紹介される物件で、ヤバすぎる怪奇現象を次々に体験する。山手線全駅をめぐるワケあり不動産ホラー。人気の「意味怖」シリーズ著者、初の文庫化!
見どころ
会社員の保智はピンチだった…。
大学進学とともに、叔母の所有するアパートに住ませてもらい早10年。
リノベーション済みの8畳1Kで、
最寄駅から職場までは乗り継ぎなしで行くことができ、
身内価格の家賃3万円。
この好条件のアパートから、
建て直しを行う関係で立ち退きをお願いされたのだ。
猶予は1年。
叔母の知り合いの不動産屋さんを紹介してもらうが、
保智はこれまでの生活が快適すぎたが故に、
こんな条件を突きつける。
「最低でも、勤務先である新宿駅まで電車で1本、
駅から徒歩10分以内で家賃は4万円以内であること。」
都内であることを考えれば中々の無理難題。
しかし、不動産屋の安在は
「一つ、とびっきりの物件があります。」
と言う。
驚き喜ぶ保智だったが、
安在は穏やかな笑みを浮かべこう続けるのだった…
「ですが、ちょっと『ワケあり』なんですが…」
こうして始まるワケあり物件を巡る物語です。
山手線各駅と千駄ヶ谷〜御茶ノ水間の中央線7駅の計37ヶ所と盛りだくさんで、
よくもまあ多種多様な霊現象が飛び出してくるなと思うことでしょう。
一軒目から結構衝撃的な現れ方をしてくるのですが、
正直なところ、
自分が保智だったら条件の良さをとって住んじゃいそうな気がするなー
みたいなことを考えながら読み進めていて、
各話が10ページ以内で書かれているのも相まって、
意外とサクサク楽しく読めました。
保智自身も、
最初は抵抗感MAXで拒否ってましたが、
繰り返すことでの慣れや
叔母からある衝撃的な事実を告げられたことで、
少しずつ態度を軟化させていく過程も面白いですし、
時々挟まるほっこり回のアクセントが良きでした♪
個人的には、先に挙げたほっこり回にあたる、
「鶯谷E銭湯」の話が好きでしたね(´ω`)
きっと、湯船に浸かりたくなるお話かなって思います。
当然、保智がアパートを決められるのかと言うのが主眼なわけですが、
そんな予想で読み進めていると、あっと驚く結末が待っていますので、
ぜひとも味わってみてほしいです。

あっと驚く結末の補足的な情報をGeminiが教えてくれたので、貼っておきます。
一応ネタバレっぽい話になるので、
知りたくないってい人は離脱してくださいm(_ _)m
都市伝説や風水において、山手線は東京を護る巨大な「鉄の結界」とされています。鬼門(上野)と裏鬼門(渋谷)を神社や銅像で抑え、今回挙げられた駅は、その環の内外を分かつ結界の境界線または重要な拠点として機能していると言われています。
以下は、それぞれの駅にまつわる結界や歴史的な都市伝説、地理的特徴のまとめです。
高田馬場: 徳川家康が江戸の守りとして配置した寺社群が連なるエリアの北端付近。早稲田大学などの文教地区であり、江戸時代の防衛線としての名残りがあります。
巣鴨: 結界の北側の守護寺院である江戸六地蔵が安置されている「真性寺」や「とげぬき地蔵」などがあり、古くから厄除けの街として機能しています。
日暮里: 山手線の外側の東側に広がる寛永寺(江戸の鬼門封じ)のエリアに隣接し、霊気漂う寺町として結界の東の門番的な役割を果たしています。
秋葉原: 江戸の火防(ひぶせ)の神である「秋葉神社」が鎮座する、結界の東側(鬼門方向)の強力な防衛拠点とされています。
新宿: 山手線と中央線が交差するエリア。この二つの路線が陰陽道の「太極図」を描き出し、東京の気の流れを循環させる心臓部であるという都市伝説があります。
高輪ゲートウェイ: 古くは江戸の玄関口(東海道の入り口)であり、現在は巨大な再開発エリア。品川方面から続く地形的な結界(旧江戸湾の防衛ライン)の結節点です。
五反田: 山手線の南側に位置し、起伏に富んだ地形が外敵の侵入を防ぐ「天然の要害」のようになっており、武蔵野台地の南端を固めるエリアです。
原宿: 江戸の西の守護であり、強力なパワースポットである「明治神宮」が隣接しています。東京の西側を守る重要な結界の要衝とされています。
なんのこっちゃと思われるかと思いますが、
一度読んでいただけると、「ん?」と思う箇所が出てくると思います。
そのヒントとなりますので、改めて読み直してみてくださいね。
終わりに
ここまで
藤白圭さんの「怖い物件‐山手線めぐり」
を紹介してきましたが、
いかがでしたでしょうか?
私は、いわゆるワケあり物件には出会ったこともないですし、
そもそも霊感もありません。
なので、実際にそういうモノが出る部屋に住んでみたらどうなるのかっていうのは。
想像もつきません。
でも、この作品を読んでいると、
特に最初の物件なんかは、住めるんちゃうか?
って思っちゃいました。
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