はい、こんにちは。キザメです。
今回は、
アンギャマンさんの「ラーメン赤猫」
を紹介していきます。
この作品はTwitterに上がってきたのを見つけて
気になり過ぎて即購入してしまいました(笑)
最初は、「看板猫」的な感じかなと思っていましたが、
いい意味で裏切られましたね。
こういうお店で働く前に
まずはお客として食べてみたいところですね。
それでは始めていきましょう。
注)なお、この記事は2023年2月に投稿された記事を加筆修正した記事となっています。
最初に記事にした3巻以降についての紹介は「追記」という形で加筆しています。
もし、加筆部分だけ見たいという方は、下の[目次]の追記部分をクリックしていただけるとそこに飛びますので、ご活用くださいm(__)m
あらすじ
猫が営むラーメン屋に面接をしに来た珠子。
店長からの質問に「犬派」と答えて、
あっさりと採用されたのだが…、
仕事内容は猫の世話係!?
ラーメン赤猫、
癒し大盛りで始まります!!
本書1巻裏表紙より引用
見どころ
【悲報】猫好きが過ぎると働けないみたいです!
いきなりすいません(;’∀’)
「ラーメン赤猫」は猫好きのお客が多くやってくるため、
スタッフも猫好きだと、
過度のスキンシップなどで猫たちの気が休まらないみたいです。
猫好きの方はお客として足繫く通ってあげてください(笑)
さて、
まずは登場するキャラクターたちから紹介していきましょう!
・文蔵
・佐々木
・サブ
・ハナ
・クリシュナ
・珠子
こんなメンバーでお送りしていますし、
赤猫を助けてくれる方も多いです。
弁護士の寺田さん(上)や便利屋の城崎くん(下)
多くのお客さんもルールや理念を理解して来店していますが、
中には、相手が猫だと舐めて突っかかってくる輩や
写真撮影禁止のルールを守らない迷惑系ユーチューバーが
来たりしますが、
珠子を含めた店員の毅然とした態度や寺田さんの協力により、
乗り切っていきます。
個人的には、
このお店の理念である、
「接客一番 味二番」
というのはとてもすてきだなと思っていて、
決して猫が人間と同じつくり方で作っているわけではなく、
例えば、
ネギはダメだからキンツァイを使うとか、
味見もかなり薄めたもので確認するとか、
猫界のタブーはしっかり守ったうえで提供しているというのが
この作品の作りこみのすごさを感じさせてくれます。
このような感じの赤猫で働くこととなった珠子ですが、
戸惑いながらも一生懸命働く姿に
みんなからの信頼も得ていきます。
そして、得た信頼の先にはこんなご褒美もあったり
3巻で訪れる、元上司との再会回では、
お客さん含めたみんなで守ってくれるシーンに
ジーンとくるものがありました。
その話は、読んでのお楽しみということにしておきましょう。
癒しと空腹感を運んでくれる「ラーメン赤猫」
ぜひご堪能ください。
終わりに
ここまで、
アンギャマンさんの「ラーメン赤猫」
を紹介してきましたが、
いかがでしたでしょうか?
いやー赤猫スペシャル食べたくなりますね(笑)
満腹になれて癒しももらえる…、
赤猫最幸かよ!!
こんな店あったらいいなを叶えてくれましたね。
繰り返しになりますが、
ぜひ読んでみてくださいね。
当ブログでは、これからも
漫画や小説などの紹介記事を投稿していきますので、
楽しみに待っていていただければ幸いです。
また、このブログの他に
Twitterでも、
新刊の購入・読了ツイートやブログの更新ツイート
をあげたりしているので、
よかったらフォローしてください(*´∇`*)
Tweets by kizame2727今回はここまで!
ありがとうございました。
追記(4巻発売時)
2023年6月7日、第4巻が発売となりました。
その時の読了ツイートはこちら↓
#ラーメン赤猫 4巻
— キザメ@駆け出しブックブロガー📖 (@kizame2727) June 10, 2023
新猫ジュエル登場
猫のホストクラブを作ることが夢というやる気のある猫です
接客を学ぶためハナについて動いていきますが、人間にも活かせそうな接客スキルがそこにはありました🤔
やっぱハナちゃんすげーわ😳
新猫が入ったことで見えてくる各猫たちの凄さに触れられる1冊です pic.twitter.com/BEbM6f5TqW
ツイートでも言っている通り、新猫が登場します!
ジュエルくんでぃえす!!!
おっと、口癖が移ってしまいました(;’∀’)
ジュエルは、
猫のホストクラブを作りたいという目標をもっていて、
接客を学ぶために「赤猫」で働くことになりました。
チャラそうな見た目とは裏腹に、
根は思いの外真面目な猫で、
夜な夜なラーメンを運べるようになるために筋トレをしたり、
ハナについて回って、言葉遣いや動きを真似して覚えてみたりと、
「赤猫」の戦力となるべくちゃんと努力します。
ただ、ジュエルが来たことで、
「赤猫」スタッフの凄さが際立って見えてきました。
ハナの接客一つとっても、
お客さんに合わせた接客の仕方や
店全体の状況を見ての注文の取り方、
初見さんに対してのトーク術など
正直言って、かなり勉強になりました。
また、違う話になるのですが、
珠子がお店のためになればと、
メニュー表を作ってきた話があるのですが、
猫たちからは「これはいらないね」と一蹴されちゃいます。
というのも、「赤猫」にくるお客さんは
ハナの接客が楽しみで来る客が多いからというのが理由です。
この辺からも、マネジメントの重要性を学ぶことができました。
また、自社開発で注文アプリも作っていたりするので、
やっぱりこの猫たちは半端ないっす( ゚Д゚)
今回は、
ジュエルが加入したことで見えてきた
「赤猫」スタッフの凄いところ
みたいなテーマで紹介してきましたが、
他の話では、人の温かさを感じるような話もたくさん入っています。
気持ちのほっこりするような作品なので、
ぜひ読んでみてください。
追記②5巻発売
2023年9月9日に5巻が発売されました。
この巻では、
文蔵たちが猫じゃらしに飛びついてみたり、
佐々木が抜け毛ボールやおもちゃで遊んだり、
サブが風邪をひいて医者に対して警戒MAXになってたりと、
猫らしい様子がふんだんに組み込まれています。
一方で、
人との出会いと別れのような話や
赤猫開店当初の話も出てきたりと内容の濃い巻でしたね。
寺田弁護士が娘を連れて来た時の、
クリシュナの法的人格取得への熱い想いには胸が熱くなっちまいましたね
追記③6巻発売
2023年12月9日に6巻が発売されました。
いやー、熱中症のお客が出た時の連携が素晴らしかったですね
そして、ちゃんと撮影NGってことを理解してる常連さんのアシストも
素晴らしかったですね
愛されてますね(*´▽`*)
あと、珠子が来る前に助っ人で働いていた猫の話も出てきてましたが、
今のメンバーの働き者っぷりが当たり前じゃないんだなって改めて思いましたね
そして、期間限定の冷やしつけ麺食べて〜
追記④7巻発売
2024年3月9日に7巻が発売されました。
巻末の番外編で、
珠子が「赤猫にも歴史ありですね…」と言っていますが、
ほんと赤猫の歴史と、
その過程で築き上げてきた細やかな心配りの素晴らしさを感じれる巻でした。
ジュエルの成長も目を見張るものがありますし、
それによって先輩猫たちの凄さをさらに感じ取れます。
文蔵も次々と新メニューとかに手を出したりしていて進化していってます。
そして、この巻の主役はクリシュナでしょう。
元々保護していた飼い主との再会で
甘えまくるクリシュナはめっちゃ可愛かったですし、
法的人格の話は感動しました。
いやーマジで赤猫スペシャル食べたいわー。
追記⑤8巻発売
2024年7月4日に8巻が発売されました。
表紙の雑魚寝のイラストから癒されますね。
今巻では、
初期から登場している格闘家のお兄さんの話が描かれていて、
気になっていた身としては、おめでとうって拍手したくなりましたね。
また、赤猫のスタッフたちの怖いものについて話す回の
珠子の闇が深過ぎて、赤猫に来れてよかったねーってホッとしてみたり
中でも、個人的に一番好きな回が、
グルメクーポンサイトの会社の営業がやってきた回です。
全体で見ると何気ないエピソードなんですけど、
身勝手な営業マンにイラっとしつつも、
そいつがキャンセルしていったラーメンを急ぎという客が食べることができたという話で、
最後の文蔵の言葉
「あの兄ちゃんの普段の行いが良かったんだろう」
で締められるところがなんとも良い読後感をくれましたね
コメント