はい、こんにちは。キザメです。
2月を迎えてしれっとブログ開設3年目に突入しました。
ここまでご愛顧いただきありがとうございます(*´▽`*)
さて、3年目を迎えた「ブログ キザメの部屋」でありますが、
なかなか解決しない重要な問題を抱えています。
それは何かと言いますと…
そう!積読問題です!!!
読むのが対して速くないくせに、
購入ペースは増すばかり…(-_-;)
いい加減読む方にベクトルを大きく傾ける必要が出てきたなと思いましたので、
今回、積極的に自分の尻を叩きまくっていこうじゃないかと考えたわけです。(苦笑)
この記事で10冊選出して、
「読みます!」
と高らかに宣言をすることで、
読む意識を上げて、
積読解消!ならびに記事更新のペースアップ!
私自身も読みたかった本を読めてHAPPY❤
という、3段階で嬉しいことになるはず・・・との期待を込めております。
ただでさえ、本屋大賞の候補作も発表されたりしていますし、
芥川賞や直木賞、メフィスト賞など気になる作品はどんどん出てきます。
時代の波に乗り遅れないようにするためにも、
読む習慣を確立して、
より楽しい読書ライフの礎としていきたいですね。
さてさて、
前置きが長くなってしまいましたが、
今回、積読山から選んだ10冊を紹介していきたいと思います。
それでは始めていきましょう!
読み進めたい積読本10選
今回選んだ作品の中には、
2年3年と積んでしまっていた作品から、
割と最近買った本も入れていたりします。
購入した経緯や選んだ経緯を踏まえて紹介していきたいと思います。
シャドウ/道尾秀介
人は、死んだらどうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、凰介の母は病死した。父と二人だけの生活が始まって数日後、幼馴染みの母親が自殺したのを皮切りに、次々と不幸が…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?いま最も注目される俊英が放つ、巧緻に描かれた傑作。本格ミステリ大賞受賞作。
本書裏表紙より引用
どんでん返し作品としてよく名前の挙がる作品で、
私自身「ほんタメ」で紹介されていたのを見て買ったはいいものの、
なぜか読むタイミングを逸し続けてここまで来てしまいました。
道尾作品もどんでん返しも好きなのに…なぜ?
私にも最早わかりません(涙)
でも、意を決して読ませていただきたいと思います。
「うわ~」と天を仰ぐ自分が目に浮かびます(笑)
自由研究には向かない殺人/ホリー・ジャクソン
イギリスの小さな町に住むピップは、大学受験の勉強と並行して“自由研究で得られる資格(EPQ)”に取り組んでいた。題材は5年前の少女失踪事件。交際相手の少年が遺体で発見され、警察は彼が少女を殺害して自殺したと発表した。少年と親交があったピップは彼の無実を証明するため、自由研究を隠れ蓑に真相を探る。調査と推理で次々に判明する新事実、二転三転する展開、そして驚きの結末。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、イギリスで大ベストセラーとなった謎解き青春ミステリ!
Amazon商品ページより引用
この作品は、XでもYouTubeでもとにかく話題に出てきていて、
気になっていたのもありますし、
なんと引き付けてくれるんだろうという
魅惑的なタイトルの引力にも負け
手に取りました。
ただ、買ったはいいものの、
買って満足的な気持ちになってしまい、
積読山に入ってしまいましたが、
そうこうしている内に
気づけば3部作すべてが発売されてしまっていて、
ちょっと取り残された気持ちになってしまったこともあって、
今回の10選に選ばせていただきました。
たぶん、読み始めたら止まらないんだろうなと
いまからワクワクしております。
声の在りか/寺地はるな
魔法みたいに強い言葉はいらない。わたしの“声”を取り戻したい。
日常に息苦しさを感じるあなたへ贈る物語。
「こんなところにいたくない」パート帰りの希和が見つけたのは、小学四年生の息子・晴基とそっくりの筆跡で書かれた切実なメッセージだった。本人に真意を問いただすことも夫に相談することもできない希和は、晴基が勝手に出入りする民間学童『アフタースクール鐘』で働きはじめる。マイペースな経営者・要や子どもたちに振り回されながらも、希和はいつの間にか自分の考えを持たない人間になってしまっていたことに気付く。周囲から求められるものでも、誰かからの受け売りでもない、自分自身の言葉を取り戻すためにひとりの女性が奮闘する、大人の成長小説!
Amazon商品ページより引用
寺地はるなさんは、2023年の本屋大賞にノミネートされた
「川のほとりに立つ者は」
を読んで、
優しく気づきを与えてくれる文章が好きになりました。
次の作品は何を読もうかと考えていたところ、
この作品が目に留まりました。
帯に書いてあった
「わたしの声、飲み込み続けているうちにどこへきえてしまったの―――。」
という一文を読んで、
直感的にですが、
「自分がこの話の中にいる気がする…。」
と感じ、手に取りました。
こんな風に感じておきながら、いまだに読めていないのは
心苦しいのですが、
これを機に読み進めていきたいと思います。
果たして自分はいるのか?
楽しみです。
リカ/五十嵐貴久
妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐るべき“怪物”だった。長い黒髪を振り乱し、常軌を逸した手段でストーキングをするリカ。その狂気に追いつめられた本間は、意を決し怪物と対決する。単行本未発表の衝撃のエピローグがついた完全版。
本書裏表紙より引用
先に謝っておきます。
まだリカシリーズに手を出せていないにも関わらず、
一番最近に出版された「リベンジ」まで、
シリーズ全作品持っています(ノД`)・゜・。
だからこそ、今回選ばなければならなかった!
ついに、私キザメはリカの世界に足を踏み入れたいと思います。
リカの孕む狂気に耐えられるかなー(;´▽`A“
ゆきあってしあさって/高山羽根子、酉島伝法、倉田タカシ
三人の作家がそれぞれ架空の土地をめぐる旅に出た。
旅先から送り合う、手紙、スケッチ、写真――27の幻想旅情リレー書簡。
「この国にはいわゆる“お金”がありません。貨幣の代わりに踊りを踊ります。」
「たぶん、翌朝にはチェックアウトできるでしょう。チェックインをしなかったような気もするので心配ではありますが。」
「われわれ乗客は無言で顔を見合わせました。すでに『われわれ』と呼んでさしつかえないような連帯感が生まれていました。」
三人の作家が架空の土地を旅してまわり、文章や写真、スケッチを送りあう、幻想旅情リレー書簡集。
Amazon商品ページより引用
この作品は、
「ほんタメ」でほんタメ文学賞~あかりん部門~
を受賞された作品ということで注目していましたし、
それこそ、コロナ禍で旅行に行けない時の
お供に最適なんじゃないかと思って買ったはいいものの、
現実には、コロナ対応で忙しすぎて
読むだけのメンタルが保てなかったというところで、
読めずにいました。
今となっては、旅行にも気軽に行けるようになってきたわけですが、
だからこそ、
こういう空想旅行に思いを馳せるのも乙なんじゃないかと思い、
選出させていただきました。
あかりん絶賛の本作!堪能してまいります。
傲慢と善良/辻村深月
婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。
Amazon商品ページより引用
辻村深月さんの作品は大好きで、
講談社文庫の作品を中心にではありますが、
結構読んできています。
そんな辻村作品で、
帯に「人生で一番刺さった小説」
なんて書かれたら手に取っちゃいますよね。
そんな感じで手に取ったはいいものの、
その厚さからすぐに読むには至れず、
気づくと今日まで読めずにいました(;゚Д゚)
ただ、映画化も決まったとのことですし、
この機会に読むしかないとの決意の下
選ばせていただきました。
この作品がどんな楔を私の心に打ち付けてくるのか…
心して読みます。
鈍色幻視行/恩田陸
謎と秘密を乗せて、今、長い航海が始まる。
Amazon商品ページより引用
撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹など、『夜~』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢の取材に応えて語り出す。次々と現れる新事実と新解釈。旅の半ば、『夜~』を読み返した梢は、ある違和感を覚えて――
恩田陸さんの作品も好きで、
いろいろと読んできてはいるのですが、
この「鈍色幻視行」は15年もの歳月をかけて描かれた作品ということで、
「どんな大作なんだろう」とワクワクして手に取ったものの、
その分厚さを前にして、
「これは覚悟が必要だ」と身構えてしまった結果、
半年以上もの間読むことができずにいます。
自分の中で、「読むんだ!」と腹をくくるために
この企画を立ち上げたところがあるので、
その意味で言えば、これ以上にピッタリな作品はないでしょう。
作中作である「夜果つるところ」と併せて年内の読了を果たすべく、
時間と覚悟を作っていきたいと思います。
藍色時刻の君たちは/前川ほまれ
いつか、義務も後悔も手放して。
あなたはあなたの人生を生きるのよ。
私たちはこの港町で家族を介護し、
震災で多くを失い、そしてあの人に救われた。
ヤングケアラ―たちの青春と成長を通し、
人間の救済と再生を描く渾身の傑作!
2010年10月。宮城県の港町に暮らす高校2年生の小羽は、統合失調症を患う母を介護し、家事や看病に忙殺されていた。彼女の鬱屈した感情は、同級生である、双極性障害の祖母を介護する航平と、アルコール依存症の母と幼い弟の面倒を看る凛子にしか理解されない。3人は周囲の介護についての無理解に苦しめられ、誰にも助けを求められない孤立した日常を送っていた。しかし、町に引っ越ししてきた青葉という女性が、小羽たちの孤独に理解を示す。優しく寄り添い続ける青葉との交流で、3人は前向きな日常を過ごせるようになっていくが、2011年3月の震災によって全てが一変してしまう。2022年7月。看護師になった小羽は、震災時の後悔と癒えない傷に苦しんでいた。そんなある日、彼女は旧友たちと再会し、それを機に過去と向き合うことになる。ヤングケアラーたちの青春と成長を通し、人間の救済と再生を描く渾身の傑作長編!
以前、「私だけ年を取っているみたいだ。」というコミックエッセイを読んで、
ヤングケアラーという立場に苦しむ人の人生に触れました。
この作品がXに流れてきたとき、
読んでみたいと思ってすぐに購入しました。
すぐにでも読み進めたかったのですが、
丁度本業の忙しさがピークを迎えてしまい、
読むことができずここまで来てしまった次第です。
まだ購入から半年余りではありますが、
ヤングケアラーについて知りたい気持ちが高まっているうちに読みたいなと思い、
今回選出しました。
阿津川辰海読書日記/阿津川辰海
大好物のミステリーを食べて、こんなに大きくなりました
Amazon商品ページより引用
一日一冊以上のペースで爆読する若手屈指の本読み作家が語り尽くした大好きな本の話。アガサ・クリスティー、綾辻行人、エイドリアン・マッキンティ、伊坂幸太郎、ジェフリー・ディーヴァー、恩田陸、ディック・フランシス、法月綸太郎、ヘニング・マンケル、山田正紀……など総勢362名、1,018作品を取り上げた偏愛ミステリーガイド。この熱量と文字量、どうかしてるぜ。
小説以外からもひとつ選びました。
読書家としても知られる阿津川辰海さんの読書日記です。
この1冊に1018作品もの話が語られているということで、
単純にどんな作品を読んでいるんだろうというのと
その感想の書き方の勉強になればという思いもあり手に取ってみました。
今パラパラと眺めていますが、
文量も熱量もすごいですね。
こりゃ、1日1文読んでいってもいいかもしれないなと思っています。
現役ミステリー作家の書く感想に触れて、
自分の執筆スピードも上げていきたいなと
密かに狙っております。
レプリカだって恋をする/榛名丼
16歳、夏。はじめての、青春。
第29回電撃小説大賞《大賞》受賞作
具合が悪い日、面倒な日直の仕事がある日、定期テストの日……。彼女が学校に行くのが億劫な日に、私は呼び出される。
Amazon商品ページより引用
愛川素直という少女の分身体、便利な身代わり、それが私。姿形は全く同じでも、性格はちょっと違うんだけど。
自由に出歩くことはできない、明日の予定だって立てられない、オリジナルのために働くのが使命のレプリカ。
だったはずなのに、恋をしてしまったんだ。
好きになった彼に私のことを見分けてもらうために、髪型をハーフアップにした。
学校をサボって、内緒で二人きりの遠足をした。そして、明日も、明後日も、その先も会う約束をした。
名前も、体も、ぜんぶ借り物で、空っぽだったはずの私だけど――この恋心は、私だけのもの。
海沿いの街で巻き起こる、とっても純粋で、ちょっぴり不思議な“はじめて”の青春ラブストーリー。
この作品も「ほんタメ」きっかけで出会った作品です。
とある少女が学校など休みたいときに代行するレプリカが主人公の作品ということで、
いろんな切なさの伴う作品かなと思いつつも、
気になって手に取った作品です。
実は、私は電撃文庫を含むラノベ作品をあまり通ってきていないんです。
ラノベ原作のアニメや漫画は通っているものの、
その原作は読めていなかったりします。
その意味で言うと、
ラノベデビュー作品とも言える本作なわけですが、
例に漏れず、積読山に入ってしまっていました。
そして、そうこうしている内に、
本作が第3弾まで展開されてしまっているようなので、
改めましてのラノベデビューを果たすとともに、
シリーズを追っていきたいなと思った次第でございます。
終わりに
ここまで、
「読み進めたい積読本10作品」
ということで、
話してきましたがいかがでしたでしょうか?
完全なる個人的な事情で
読めずにいた作品たちにも光を当ててあげられそうで、
少しほっとした気持ちです。
とはいえ、実際に読むのは私自身ですので、
宣言だけで終わらず、
ちゃんと読んで記事にして、
みなさんにも改めてオススメできるようにしてたいなと思います!
ただ、冒頭でも言いましたが、
恐らくこの2・3月というのは、
「本屋大賞」にノミネートされた作品が主体となってきますでしょうし、
他の読みたい本たちとも並行して進めていくことにはなると思うので、
タイトルの通り、
1年かけてこの10作品を読んでいければなというくらいの
温かい目でお待ちいただければと思いますので
どうぞよろしくお願いします。
当ブログでは、これからも
漫画や小説などの紹介記事を投稿していきますので、
楽しみに待っていていただければ幸いです。
また、このブログの他に
Twitterでも、
新刊の購入・読了ツイートやブログの更新ツイート
をあげたりしているので、
よかったらフォローしてください(*´∇`*)
Tweets by kizame2727今回はここまで!
ありがとうございました。
コメント