あなたには信じられるトモダチはいますか?【トモダチゲーム】作品紹介!

マンガ紹介

はい、こんにちは。キザメです。

今回はトモダチゲームの紹介をしていきたいと思います。

今期アニメ化されるということで

読み始めたトモダチゲームですが、

思いの外ハマってしまい、

最近発売された20巻まで一気に読み進めてしまいました。

今回はそんなトモダチゲームの魅力に迫るとともに、

私の好きなシーンなども紹介できたらなと思っています。

 

それでは始めていきましょう。

物語の概要

高校2年生の片桐友一は両親がおらず、バイトや内職で生活費や学費を稼ぐ日々。

そんな友一には友達が4人いる。

四部誠:学級委員長でスポーツ万能、しかも家がお金持ち。しかし、天然で思ったことを口にしてしまうため意外と女子からは人気がない。

 

沢良宜志法:クラスの副委員長で事実上のボスと言われている。父親が警察官で曲がったことが大嫌い。ケンカも強く、正義を地でいく頼れる人。

 

美笠天智:学年トップの天才。勉強だけでなくコミュニケーション能力にも長けている。一見無愛想ではあるが、彼のことを悪く言う人を見たことはない聖人。

 

心木ゆとり:口数は少ないが優しい女の子でアニメが好き。いじめにあっていたこともあるようだが、沢良宜に救われ、以降友人関係を築いている。

 

近々ある修学旅行にこの4人と行くため、バイトの量を増やしどうにか費用の7万円を用立てることができ、安堵していた友一であったが、

ある日、担任の口から

修学旅行費の200万円が盗まれた

ことが告げられる。

担任及びクラス委員の四部、沢良宜も犯人に名乗り出るよう懇願するが、犯人はわからないまま…。

クラス内に不穏な空気が流れる中、友一のもとに沢良宜から「大事な話がある」との手紙が届く。

指定された校門前に行くと、そこには沢良宜以外にも友人3人の姿があった。不思議に思っていたところ、何者かに襲われ気を失ってしまう。

気が付くと、見知らぬ建物の中にいた5人のもとに、「マナブくん」と呼ばれるキャラクターが現れ、

「君たちにはこれから超簡単なゲームに参加してもらってお金稼ぎをしてもらうよ。」

と言い始める。

戸惑う5人。そんな5人にマナブくんはさらに衝撃の発言を告げる。

「ゲームを一つクリアすると、200万円をプレゼント!

君たちの借金2000万円を返すのもあっという間だね♡

身に覚えのない友一は取り乱し、マナブくんに問いただそうとする。

しかし、マナブくんは、

「君は身に覚えがないんだね。だったら~

他の4人の誰かの借金なんじゃない?」

と不安を煽ってきます。

そこで、美笠が「これはただの“誘拐”犯罪だ」と反論します。

しかし、ここでもマナブくんが驚きの事実を伝えてきます。

「このゲームに参加を希望したのはそっちだよ。

参加費だってちゃんともらってるよ。

借金2000万円の1割…200万円を」

 

お気づきでしょうか?

盗まれた修学旅行費も200万円でしたね。

つまり、この4人の中の誰かが修学旅行費を盗んだ犯人ということなのか!?

こんな疑念が友一の頭に浮かんでしまいます。

そして、こんな揺さぶられまくった心理状態で

トモダチゲームは始まってしまうのです。

果たして、友一たちは無事ゲームをクリアし、借金を返すことができるのか!?

 

 

一応、トモダチゲームはみんなで足並みを揃えて

ゲームをクリアすると、ちゃんと報酬が得られて、

何回かクリアを繰り返すことで、

ちゃんと借金はゼロにできる仕組みになっています。

 

ただ、そこに至る過程で生じた疑念や

そもそもとして借金を抱えた人がいたり、

トモダチゲームにみんなを巻き込むと決めた人もいて、

前提条件が違う中で足並みを揃えるというのは

難しいですよね。

 

運営側もルールであったり、各人の事情をつついたりしながら

心理的に揺さぶりをかけてくるので、

疑念は深まるばかり…。

 

ゲームクリア及び借金完済を目指しつつ、

その裏では、

裏切り者は誰だ?

各人の抱える事情、闇はどんなものなのか?

そんな心理戦・探り合いの果てに得られるものは、

金?友情?それとも孤独…?

 

至高の騙し合いマネーゲーム

お楽しみください。

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ゲーム紹介

ここからは、

実際に行われたゲームの紹介を

していきます。

 

第1ゲーム:「こっくりさんゲーム

参加者:片桐友一、沢良宜志法、四部誠、美笠天智、心木ゆとり

こっくりさんの要領で、出題された問題に対して「はい」「いいえ」で答えるゲーム。答えが割れたときは少数派の答えが5人の答えとなる。全員が正解または答えが割れても正解の方にコインが動けばゲームクリアとなる。

出題はマナブくんが指名した順に一人1回ずつ行う。問題は封筒の中に入っており、書いておる番号順に開封し読み上げていく。

ただし、その問題文にはある細工が施されていて…

 

第2ゲーム:「陰口すごろく

参加者:片桐友一、沢良宜志法、四部誠、美笠天智、心木ゆとり

すごろくの要領で展開されるが、サイコロの代わりに「陰口ペーパー」が用いられる。陰口ペーパーには友達の【隠し事】を書く。それをマナブくんが読み上げ、“みんな”と呼ばれる視聴者が「誰が許せないか」投票を行い、その結果により進むマスが決まる。投票数が多い人ほど進むマスは多くなる。一人でもゴールした時点でゲームクリアとなる。白紙で書くのもあり。全員白紙なら全員1マス進む。陰口が書かれなかった人も1マス進む。ただし、先にゴールした人が損をするルールになっているのでご注意あれ。

当然、すごろくなので各マスに何かしらのイベントが起こるわけで…。

 

第3ゲーム:「友情かくれんぼ

参加者:片桐友一、美笠天智

広大な森で行われるかくれんぼ。初の対戦形式で、自分たち以外にもトモダチゲームに参加している人がいることを知る。

内容は、“隠れる役”を一人選出して森のどこかに隠れる。その“隠れる役”を先に探した方が勝ちとなる。

禁止事項としては、

暴力の禁止

“隠れる役”の移動禁止

できることは、

連絡(携帯電話が配られる)、

食事(森の中央に配置。“隠れる役”には他のメンバーが持っていく必要がある。)、

降参「ギブアップ」(“隠れる役”のみに認められる。その時点で敗退が決まる。)、

寝返り「スイッチ」(“探す役”は相手チームに寝返る事ができる。相手チーム一人の承認が必要。)

どう探す役を撒いて隠れる役に食料を持っていくのかという戦略性。

そして、隠れる役はどこまで信じて耐えられるのかという仲間への信頼と忍耐力が試されるゲームです。

 

第4ゲーム:「友罪裁判

参加者:美笠天智、心木ゆとり、片桐友一、(四部誠)

“父親殺し”の罪で捉えられた四部を救うために行われたゲーム。

裁判形式で行われ、陪審員から無罪票を満票得られたらゲームクリアとなる。

陪審員とは、友一たちのクラスメート全員!

無罪票とは、返金されていた修学旅行費7万円!!

父親殺しとは別に、

クラスメートからも修学旅行費を盗んだ疑いを掛けられている四部のために、再度7万円を徴収しなければならないこのゲーム。

果たしてクリアすることはできるのか…

 

 

そして、この後は舞台を「大人のトモダチゲーム」に移していき、

第1ゲーム「友情の檻(フレンズプリズン)ゲーム」

第2ゲーム前半戦「人生博打(オールベット)ゲーム」

第2ゲーム後半戦「トモダチ殺し合い(バトルロワイヤル)ゲーム

最終ゲーム「友断ちゲーム

と続いていきます。

 

最新の20巻では、友断ちゲームが行われている最中ですね。

う~~ん、続きが楽しみです。

 

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好きなシーンと心に刺さった言葉

この作品の特性上、

ゲームで形成がひっくり返った場面が、

興奮したり驚いたりと

印象に残りやすいかなとは思います。

ただ、思いの外友一が悪者であろうとするので、

その逆転劇のシーンも決して気分のいいものに

ならないことが多くあったりします。

なので、

私の選ぶ好きなシーンは

決して逆転劇の真っ只中というシーンではありません。

ただ、トモダチゲームゆえに数が少ない、

確かな友情を確認し合ったシーンがありますので、

ここで紹介させてください。

そして、

心に刺さった言葉も同じ場面で出ているので、

併せて紹介します。

 

場面は、第3ゲームの「友情かくれんぼ」での一コマです。

ゲームのルールについては前述のとおりです。

“隠れる役”の天智のもとへ食料を運ぶため、相手チームの隙を探す友一でしたが、2人対4人という状況では、中々隙は見出せず、ゲーム開始から4日目の朝を迎える。

その間飲まず食わずの天智は友一に対して疑心暗鬼になったり、幻覚が見えたりして極限状態の中、友一を待ち続けます。

しかし、天智にも限界が…

 

でも、最後の希望(友一)を命を懸けて待ち続けると決意!

 

後悔の中でも最後は誰も裏切らずに死ねそうだ…。

 

つ、ついに…!

 

信じて待ち続けてよかったね、天智( ;∀;)

 

確かな友情を信じあえた友一と天智

 

そして、このシーンのラストにして私に突き刺さった言葉

一度失ったものを取り戻すって…本当にキツいな…

 

耳が痛いですね(;’∀’)

みなさんにはどう聞こえましたか?

私は、人に対して真摯に向き合おうと思いました。

信頼される人になろうと。

 

まあ、私のことは置いておいて、

このシーンはこの作品の中ではあまりない、本当に信頼できる仲間ができたシーンなので好きなんですよね。

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まとめとして

ここまでざっくりと

トモダチゲームの紹介をしてきましたが、

いかがでしたでしょうか?

騙し合いが色濃く出てくる作品なので、

苦手という方も多いのかなとは思います。

ただ、そこだけには収まらない人間ドラマが楽しめるかなと

思いますのでぜひ読んでいただきたい作品です。

現在20巻まで刊行されています。

ゲーム紹介でも話したように、

一応「最終」ゲームと言われているゲームが行われていますが、

まだまだ、明かされていない謎も多くあるので、

今から読み始めても全然楽しめると思います。

冒頭でも言ったとおり、

今期、アニメ化もされていて、

4月26日現在3話まで放送されています。

こちらで見始めてもらってもいいと思っています。

とにかく、オススメ作品なので

ぜひ手に取ってみてください。

 

あと、話の本質とは関係ないですが、

マナブくんが各ゲームで見せてくれる

コスプレは個人的には好きだったりします。

マナブ先生

マナブ軍曹

マナブ伯爵

 

他にも色々ありますので、

この辺りも楽しみポイントにしてもらってもいいのかなと思ってます。

 

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今回はここまで!

ありがとうございました。

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