【車中泊】ゆったりとした時間が流れる作品「廃バスに住む」作品紹介

マンガ

はい、こんにちは。キザメです。

今回は、

イチヒさんの「廃バスに住む

を紹介していきます。

 

最初、

3巻が新刊で出たときに

背表紙を見てサバイバル系とかを想像したのですが、

表紙や帯を見たら

どうやら主人公は女性で教師のようだということを知り、

「どういうこと?」と思い手に取ってしまいました。

 

それでは始めていきましょう。

 

注)なお、この記事は2022年12月に投稿された記事を加筆修正した記事となっています。

 新刊の紹介を「追記」という形で加筆しています。

 もし、加筆部分だけ見たいという方は、下の[目次]の追記部分をクリックしていただけるとそこに飛びますので、ご活用くださいm(__)m

あらすじ

とある事情で引っ越しを余儀なくされた

雨森先生の新たな住まいは…

空き地に捨てられた廃バスだった―――。

マイペースで美人な先生と、

彼女に翻弄される周りの人達が織りなす、

SNSで話題沸騰のおひとりさま車中泊コメディ!

本書1巻裏表紙より引用
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見どころ

住んでいたアパートが水道管の破裂で水没してしまい、

修繕の間、引っ越しを余儀なくされた雨森先生。

この作品は、そんな雨森先生の日常が描かれています。

 

雨森先生は美人教師として校内での人気も高く、

また、頭の中で考えて口に出さないことが多いため

ミステリアスな人物として認識されているようです。

とはいえ、

まさかそんな先生が

廃バスで暮らしているなんて思わないですよね(;’∀’)

 

でも、当の本人は意外と楽しんでいるようです。

七輪で焼き鳥や焼き肉をしたり

もともとこの廃バスは子供の秘密基地だったようで、

置き忘れていたゲームで遊んだりしています。

 

ただ、難点もあって、

廃バスなので雨漏りしたり、

カラスに食べ物を奪われたりすることもあるようです。

でも、あまり悲観的になる感じはなく

そこも含めて楽しんでる感じに

読者としては癒されてしまいます。

 

一応、廃バスでの生活は

周囲には隠していますが、

一人だけその事を知っている人物がいます。

 

それが、

雨森先生が働く高校の

2年生・太田…もとい、大家くんです。

大家くんは、実は

この廃バスを秘密基地にしていた少年グループの一人で、

懐かしんで遊びに来たら誰かが暮らしている形跡があって、

何度か足を運ぶうちに、それが雨森先生ということを知ります。

 

ただ、知ったからどうこうということはなく、

むしろ、雨森先生的には

この廃バスの大家的な立ち位置の人物として認識され、

ちょいちょい遊びに来て、

一緒にゲームをしたり、お菓子をもらったりするのでした。

 

個人的に、この作品で一番おいしいシーンだと思っているのがありまして、

それが、1巻の第4話、

大家くんが間違って

雨森先生を「お姉ちゃん

と呼んでしまう場面なのですが、

悪ノリ(?)した雨森先生が、

ナイショにしようって言ったじゃん

なんて返してくれちゃうんですよ(*´▽`*)

いや!うらやましい!!

ってなっちゃいましたね(笑)

まあ、当の大家くんは「???」

って感じでしたけどね。

 

そして、実は3巻で

「お姉ちゃん」呼びリターンズ回(笑)

がありまして、

より、雨森先生のいたずら心が発揮されちゃってます。

こちらは、ぜひ作品を読んで

ニヤニヤしちゃってください。

 

以上のように、

アパートが水没し、廃バスで暮らすという、

ここだけ聞いたら、

悲観的な絵が浮かんでしまいそうですが、

それを感じさせない雨森先生のマイペースさと、

関わる人たちの、

振り回されつつもなんだかほっこりしちゃってる感じに

癒される作品です。

 

ぜひ手に取ってみてください。

注)雨森先生の名誉のために言っておきますが、

ちゃんと銭湯に通ってますからね(笑)

終わりに

ここまで、

イチヒさんの「廃バスに住む

を紹介してきましたが

いかがでしたでしょうか?

 

雨森先生みたいな思考の読めない感じの美人に

微笑みかけられたら、

はわわ…”ってなっちゃう自信がありますね(;^ω^)

 

みなさんも味わってみてくださいね。

 

また、このブログの他に

Twitterでも、

新刊の購入・読了ツイートブログの更新ツイート

をあげたりしているので、

よかったらフォローしてください(*´▽`*)

 

今回はここまで!

ありがとうございました。

 

追記(4巻発売時)

2023年5月23日、4巻が発売となりました。

その時の読了ツイートはこちら↓

4巻になっても、ゆったりまったりした雰囲気の流れるお話でした。

帯にも書いてありますが、

大人になってから、子供の頃の遊びやできなかったことを楽しむ…、

そんなワクワク感に溢れてますね

作中に出てくる、カードゲームにせよテレビゲームにせよ、

はたまたネカフェで夜通しアニメ視聴にせよ…、

なんか子供の頃より、

自由に楽しめる気がしているのは私だけでしょうか?

 

何かまた新しい楽しみ見つけてみようかななんて思わせてくれますね

 

この他にも、

せっかくアパートに戻れるのに鍵をなくして入れなかったり、

夢の中で秘密基地のメンバーとスイカ割りをするんだけれども、

思いの外メンバーに溶け込んでいたりと、

雨森先生の不思議な感じが存分に味わえますし、

雨森先生から「ありがとう。先輩。」って言ってもらえて

キュンっとする感じも味わえたりします。

 

この忙しない世の中で、

エアースポットに入ったかのように

穏やかな時間を感じられる作品です。

ぜひ読んでみてください。

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